ルームシェアの家賃請求は可能?

Legalus編集部さん 2016年01月26日

 以前、私、私の弟、私の知り合いとでルームシェアをしており、部屋の家賃を三分割で4万ずつ支払っていました。契約書では賃借人はその知り合いになっています。もうすでに、私と弟はその家は出ていますが、弟は2ヶ月ほど約束のお金を払わずに出たため、いまだに、知り合いからの請求があります。私が知る限り、貸主ではないと家賃の請求は出来ないと聞きました。また、又貸し行為で違反になるとも思っています。このような状況でも、その知り合いからの請求は可能なんでしょうか?



(20代:女性)

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Legalus編集部

     結論から言えば、知り合いの方からの請求は可能であり、相談者の弟さんは家賃支払いの義務があると言えます。

     相談事例の場合、賃借人は知り合いの方とのことですから、法的には転貸借となります。具体的には、知り合いの方がルームシェアしていた部屋を大家さんから賃借し、それ(より詳細に言えば、借りた物件の一部の部屋)を相談者と弟さんに転貸(又貸し)したということになります。したがって、相談事例において、知り合いの方は「貸主」となり、相談者と弟さんは「借主」となります。この契約は口約束でも有効ですから、貸主からの家賃請求には応じなければならないということになります。

     相談者の方は、「又貸し行為で違反になるのではないか」と指摘されています。たしかに、民法612条2項は、賃貸人に無断で転貸したときは契約解除できると定めており、賃貸借契約でも又貸しを禁じる条項が設けられているのが一般的です。

     しかし、これはあくまで大家さんと知り合いの方との間における契約についての取り決めです。知り合いの方と相談者・弟さんの間にあった契約は別扱いとなり、現実的にルームシェアをして部屋に住めていたわけですから、やはりその期間については知り合いの方に家賃を支払う義務が生じることになります。

     なお、賃借人(知り合いの方)が家賃を滞納しているような場合、大家さんとの関係で、無断で居住していたあなた方姉弟は「不法占有者」となるため、大家さんからあなた方に対して、「住んでいた期間の家賃相当額を支払え」との損害賠償請求をされる可能性があるため、注意が必要です(最高裁昭和41年10月21日判決)。

2016年01月26日

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