地中から見つかったお金は誰のもの?

User image 1 匿名ユーザーさん 2014年10月15日 03時45分

 先日、建設工事現場の地中からお金が出てきたというニュースを放送していました。
 番組の中では、「見つかったお金は誰のものか?」と論議されていたようですが、土地に埋まっていたものなのですから、現在のその土地の所有者のものではないのでしょうか?

(20代:女性)

匿名弁護士

     地中に埋まっていた物のことを、「埋蔵物」といいます。他人の土地中で発見された埋蔵物の所有権が誰にあるかということについては、民法241条が規定しています。すなわち、「発見者とその土地の所有者が折半して所有権を取得」します。
     ただし、この規定は、所有者が誰か分からない埋蔵物について適用されるものです。所有者が明らかである場合や、所有者であると名乗り出る人がいる場合は、その人の元に返されます。


     もっとも、その物について所有権を主張する人は、自らが真正な所有者であると証明しなければなりません。
     今回の事件でいえば、単にその土地の前主であったことの証明では足らないことはもちろん、いつ頃、どのような事情で埋めたのか、その金をどうして得たのか等についても(大金であればやむを得ないでしょう)、警察に説明しなければならないでしょう。


     所有者が明らかとなった埋蔵物は、遺失物と同じような扱いを受けることになります。所有者は、遺失物法4条1項に基づき、発見者に報労金を支払わなければなりません。

2014年10月15日 03時45分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

関連Q&A

消費者契約の手数料は法律上の支払い義務は本当にあるのでしょうか?

法律全般 2017年07月18日

手数料とは法律上の支払い義務は本当にあるのでしょうか? あまりに高い手数料は無効にはできないものでしょうか? ちなみに120万ほどの元金に42万ほどの手数料はある程度無効にはならないでしょうか?

一方的に送りつけてきたプレゼント等の金額を請求されました。払わなければいけないのですか?

法律全般 2017年07月13日

どうしていいものか分からなかったので質問させていただきます。 僕はとある夫婦と知り合い、友人未満(僕的には)のお付き合いをしていたのですが・・・ 気に入られたのか、プレゼントを送られたり、何度か食事などに誘われ、気が引けましたが、ご馳...

問題は解決しましたか?

弁護士を検索して問い合わせる

弁護士Q&Aに質問を投稿する

投稿する

法律全般に強い弁護士

弁護士生活45年。「大切なのは法律知識ではなく、診断」ありとあらゆる分野に精通してます。

一つ一つのご相談について、真摯な対応を心掛けております。

【吹田市】JR吹田駅中央口すぐ

法律問題のご相談をお受けします。まずはご連絡下さい。

【堺市】南海本線堺駅すぐ

ページ
トップへ