患者さんの闘病記に取材協力。守秘義務はどうなる?

User image 1 匿名ユーザーさん 2015年08月25日 19時02分

 医療関係の仕事についている者です。最近担当した有名人の患者さんが、闘病記を掲載するため取材を受けることになり、患者さん御本人から「あなたも取材に協力してほしい」と言われました。

 本人が了承しているのだから、職業上の守秘義務は守らなくてよいのでしょうか。どこまで話していいのか、悩んでいます。注意すべきことがありましたら教えてください。



(40代:女性)

匿名弁護士

     医療関係者の守秘義務については、かつては患者さん本人の同意・承諾があったとしても、これを免れるものではないという考え方でしたが、現在では患者さん本人の同意・承諾があれば、患者さんの情報を開示することも許されると考えられています。

     したがって、患者さん本人から「あなたも取材に協力してほしい」と言われた場合、その患者さんの同意・承諾があったものとして、情報を開示することは許されることになります。



     しかし、事後のトラブルを回避するためにも、慎重な対応が必要であると思います。具体的には、あなたの上司に報告をし、その上司から再度患者さん本人の意思確認をしてもらう、その上で患者さん本人に同意書ないしは承諾書を書いてもらうといったことをしておく方が無難です。



     もちろん、あなたが知っている患者さんの情報について、どこまで話をしてよいのかを、患者さんと相談することも必要です。



     また、取材ごとにテープ録音をするなどして、取材内容を保存し、それを患者さんに聞いてもらって、問題がないかを確認することも一つの方法だと思います(もし患者さんに不服があれば、取材元にカットを要請することになるでしょう)。

2015年08月25日 19時02分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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