前科があると海外旅行に行けない?!

Legalus編集部さん 2014年11月18日

 新婚旅行に行きたいのですが、旦那が8年前に窃盗で懲役1年6ヶ月執行猶予3年でした。過去に犯歴があると海外に行けないと聞いたのですが、本当なのでしょうか?


(30代:女性)

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Legalus編集部

     執行猶予期間が終わっている以上、パスポート発給の制限を受けることはありません。もっとも、海外旅行先によっては、前科があることで渡航制限を受ける場合があります。


     前科のある旦那さんが海外旅行に行くにあたっては、日本から出国できるかという問題と、外国に入国できるかという2つの問題がありますので、以下分けてご説明いたします。なお、旦那さんが日本人であることを前提にさせていただきます。


    1、日本から出国できるか


     まず、海外旅行をするためにはパスポートが必要ですが、日本では、一定の犯罪歴があることにより、パスポートの発給が制限されることがあります(旅券法13条)。

     
    (1)死刑、無期もしくは長期2年以上の刑にあたる罪で訴追されている者、又はこれらの罪を犯した疑いを受け、逮捕状、勾留状、勾引状などが発行されている場合や、(2)禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又は執行を受けることがなくなるまでの者(つまり、執行猶予中を含む)(3)旅券法違反により処罰された経歴がある者などは、パスポートが発給されないことがあるのです。

     
    ご相談の場合は、旦那さんが窃盗罪で懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の判決を受けたとはいえ、すでに8年前のことのようです。3年の執行猶予期間が終了し、刑の執行を受けることがなくなっている以上、上記(2)の要件にあたらないので、パスポート発給の制限を受けることはありません。

     
    そのため、有効なパスポートの発給を受けた上で、日本を出国する際、入国審査官に、パスポートを提示して出国の確認を受け、パスポートにそのことを証明する捺印を受ければ出国できます(出国審査)。


    2、外国へ入国できるか


     どのような人物の入国を許可するかは、諸外国の法律の定めによって異なります。諸外国の中には、犯罪歴によって入国を制限している場合もあります。一般的に、アメリカは審査が厳しいようです。

     
    ぶじに日本を出国できたにも関わらず、外国に入国できないなどということがないよう、前もって旅行先の国の大使館や総領事館でビザ(査証)が必要かどうか問い合わせて確認するべきでしょう。渡航目的や滞在期間等によっても、ビザの要否・種類が異なります。なお、諸外国大使館の連絡先など、詳しくは外務省のHPを参考にしてください。

2014年11月18日

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