示談成立後に相手が訴えると言ってきた場合

User image 1 toragoさん 2021年02月05日 14時06分

示談(物的損害で2,3万程の物を壊した事、新品の物を購入して賠償済)が成立した後に
相手の被害者の気がかわり訴えると言ってきた場合

・これは相手の被害者は訴える事は可能なのでしょうか?

・またこれは示談という約束を取り決めたのに相手が一方的に約束を破って訴えると言ってる
わけなので逆にこちら側が相手を訴える事はできるのでしょうか?

内容としては示談が成立後(相手に示談の同意書を書いてもらっています)
示談成立前の相手の人を振り回すような行動に対して「迷惑するのでもうああいった事はやめてください」
と注意すると相手がそれに腹を立てて訴えると言ってきました。本気なのか怖がらせる目的なのか
はわかりませんが。

1.相手方が提訴すること自体は物理的には可能ですが、法的根拠がなければ棄却される可能性が高いでしょう。
示談成立済みであれば原則として追加の請求はできませんが、示談の重要な前提自体に誤りがあった場合や、当初予期しなかった人的被害としての後遺症が発生したような場合には、例外的に請求ができるケースもあります。

2.相手方の提訴自体が濫訴として不法行為とまで言えるかは、相手方の具体的理由によりますが、例外的です。
 もし、相手方が、本件に関しむやみに第三者に口外した場合には、公益性なしとして名誉棄損に該当する可能性があります。

2021年02月05日 14時36分
補足質問
User image 1

torago - 2021年02月05日 16時45分

小川弁護士さんご回答ありがとうございます。提訴すること自体は可能なんですね。
完全に物だけで人的損害はありません。質問なんですが物的損害の場合は慰謝料は認められないと調べたらあったのですが物的損害の場合は
基本的に慰謝料は取れないから慰謝料請求で訴えても意味はないと思ってもいいのでしょうか?

2示談成立前に相手は友達数人に相談としてこの件について話をした事があるようなのですが、
この場合は名誉棄損になる可能性はあるのでしょうか?相談といっても相手があまり信用できそうな
タイプではないので愚痴みたいにべらべら話をしている可能性もありますが。
補足回答
Resized avatar mini magick20170419 15354 4y9nui

小川 智史 弁護士 - 2021年02月05日 18時23分

1.物損でも建物の損壊などで慰謝料を認めた例はありますが、極めて例外的であり、特別な事情の無い限り、本件では相手方から慰謝料請求が認められる可能性は極めて低いでしょう。
2.名誉棄損の成立については、不特定多数に対し(公然性)、貴殿の社会的評価を低下させる事実を適示することも要件となっています。
直接は少人数でも、伝搬可能性を理由に公然性を認めた戦前の判例もありますが、おそらく、「友達数人に相談」ですと、損害の発生が否定される可能性が高いと思われます(慰謝料請求事案で、損害の発生を否定して、その他の要件の検討に入らない例は少なくないので)。
なお、ご回答は以上にて終了とさせて頂きます。
お礼メッセージ

とてもよくわかりました。小川弁護士さん追加質問にも丁寧答えてくださりありがとうございました。

示談が成立したので、相互に債権債務はないですね。
それでも、訴えて来るなら、不当訴訟になります。
不当訴訟されたことに対して、逆に、不法行為として
慰謝料請求ができるでしょう。
ことの成り行きも相手のほうが悪そうですね。

2021年02月05日 18時24分
補足質問
User image 1

torago - 2021年02月06日 00時54分

内藤弁護士さんご回答ありがとうございます。この場合は不当訴訟になるんですね。逆にこちらが慰謝料請求できると。
慰謝料の請求が認められても額は微々たるものなのでしょうか?
補足回答
Resized avatar mini magick20201222 1409 1oggtpt

内藤 政信 弁護士 - 2021年02月06日 09時17分

そのように思います。
詳細は、直接相談をしてください。
注力分野
相続 離婚・男女 犯罪・刑事事件 不動産・建築 学校・教育

示談=和解は、紛争を終局的に解決する合意であり、成立した以上は双方ともが、新たに訴え提起を起こすなど紛争を蒸し返すことはできないのが原則です。

例外としては、和解の前提となった事実関係に錯誤がある場合(実は壊したのは別の人だったetc)などがありますが、ご相談の事案では例外となる事情は存在しないでしょう。

ですので、相手方は新たに訴え提起をすることはできず、訴え提起がされても、示談書の証拠提出により、訴えの利益なしとして却下されることになります。

2021年02月19日 01時00分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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