自宅の石垣の上に置かしてあげた石碑を退けてもらえるか。

User image 1 lu_1dd93b8aさん 2020年08月04日 00時04分

40年前父親自身が自宅に作った石垣に、いとこに頼まれいとこが寺に建立していた寺印(寺の名前のある石碑)を無償で乗せるのを許しました。いとこは亡くなっています。ずいぶん前から寺には退けてくれとことあるごとに言っていましたが、そこは内務省の土地だと言い、退けてくれない状態が続いていました。(明治時代内務省に分筆して現在は県道になっている番地がある)最近になって寺印の土地と家の一部は寺の土地だお前らが家を立ち退くか使用料を払えと主張が変化しました。石垣を修理する必要が出来た今、寺印を退けさすことは出来るでしょうか。いとこに頼まれただけで寺のだれにも頼まれていませんが、交渉は寺とするのでしょうか。

寺印の所有者を相手にすることになります。
40年前からずっとその状態で、寺の所有なのか、いとこの所有なのか、質問者様の所有になっているのか(いとこからの贈与その他)なのか不明の状態だと、結局は、こちらの費用でやらざるを得ないということになる可能性が大です。
たとえば、寺を寺印の所有者であるとして、寺に撤去請求をしても、寺が「それはうちの所有物ではない」と主張すれば、その寺印の所有者が寺であることを立証できなければ裁判では敗訴してしまいます。いとこやその子孫を相手に訴訟するときも同様に、いとこ達が寺印の所有者であることを証明できなければ、撤去請求しても敗訴してしまいます。
そもそも40年前に、いとこに頼まれて載せるのを許したということも、質問者様がそのような話を聞いているだけで、当時の念書とか合意書のような、実際にそうであったと立証できるものは何もないということですと、寺やいとこがその寺印は私の所有物ですと認めない限りは、撤去させることは相当に難しいことになるかもしれません。

2020年08月04日 00時21分
補足質問
User image 1

lu_1dd93b8a - 2020年08月04日 09時58分

先生、早速のご返答ありがとうございます。補足しますと、両親は健在で当時の念書とか合意書の類は無く、口約束です。撤去費用はこちらで持つつもりですが寺は自分の土地だと言い換えて撤去を許してくれません。このまま石垣の修理は出来ないのでしょうか、家が傾くんじゃないかと心配です。
補足回答
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梅村 正和 弁護士 - 2020年08月06日 02時38分

寺の土地にある寺印や石垣で、寺がその所有を主張しているのなら話が全然違ってきます。
寺の土地にある寺印や石垣は、反証できなければ、寺の所有物であると認定されることになる可能性は高いです。
また、今までは、寺が寺印や石垣の所有者であることを否定し、他人である質問者様の土地にある寺所有の寺印を撤去する費用などを負担したがらない等の主張をしているとの前提で回答してありますが、
寺が寺や石垣の所有者であるなら、ややこしくなります。
寺の土地か、質問者様の土地かに争いがあり、これを明確にするためには、別に、法務局の筆界特定手続や裁判所での境界確定訴訟によって、土地の境界を公的に確定することが必要で、これがなければ、その土地が誰の所有かが不明のままです。
その結果、寺の土地であることが確定すれば、上に書いたように、寺の土地に寺の所有物である寺印などがあることになるので、質問者様は寺印と関係無い人ということになり、他人の土地にある他人の物を勝手に撤去することはできません。
また、境界確定をして、質問者様の土地であることになっても、質問者様の土地に寺の所有物である寺印が10年以上置いてあったということになると、寺は質問者様の土地を寺印を置くという形で所有者のように10年以上ふるまっていたということになるので、質問者様のその土地を寺が時効取得していると認定されてしまうおそれもあります。
色々と複雑な要素が混じり合うので、寺が話し合いで承服しないのであれば、直接弁護士に依頼するなどして法的に処理すべきとなります。
あとは、寺の意向を無視して、自分の土地にある自分の物だからと、勝手に寺印を撤去するなどして、その後、寺が損害賠償請求などをしてきたなら、そのときはそのときで対応するという事実上の方法もなくはありませんが、寺との関係が悪くなることにはなります。
お礼メッセージ

梅村先生、大変ありがとうございます。寺とは数年前にほかの土地で筆界特定を出され、一回目の聴取後取り下げるという嫌がらせを受けたため離檀しましたので何とかとことんやってみるつもりです。

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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