借家を時効取得される?

Legalus編集部さん 2016年02月18日

 実家の家を貸して12年になります。最初貸すときの契約書では、3年ごとに契約を更新する。となっていましたが更新手続をしていません。今のところ出ていく感じはありませんが、貸すときに修理はしないということで契約しましたが、家がだんだん傷んできて今更「買いませんか?」ともいえず、そのままにしています。

 このまま、契約の更新はせずに住んでいた場合は、借りている人の物になるという事はありますか。



(50代:男性)

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Legalus編集部

     今回の賃貸借契約書に、「契約期間満了の○カ月前に契約当事者双方いずれからも特段の意思表示がない場合は、契約は従前の内容で更新されたものとし、以後も同様とする。」というような自動更新条項があれば、更新手続をしていなくても現在も賃貸借契約は継続していることになります。

     そして、賃貸借契約が継続している限り賃借人が借家を時効取得することはありません。



     他方、契約書に自動更新条項がなかった場合、契約締結から3年経過した時点(9年前)で賃貸借契約が終了していたことになります。もっとも、その後も家賃が支払われ、賃貸人においてそれを受領していたという事情があれば、黙示に賃貸借契約が更新もしくは新たに締結されていたと考えることも可能です。この場合も、時効取得はありません。



     しかし、賃貸借契約が期間満了で終了していた場合でその後、不法占有状態であった場合には、賃貸借契約終了後20年が経過すると元賃借人は当該建物を時効取得することが可能です。

     現時点では、不法占有が始まっていたとしても、そこから9年しか経っていない状態ですので時効取得されることはありません。

2016年02月18日

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