塾として貸した家が、いつの間にか廃屋になっていた!

Legalus編集部さん 2014年05月02日

 15年ほど前に、私が愛媛に持っている家を塾の先生に貸しました。 最初は塾として使っていましたが、私が関西に住むようになって後、いつの頃からか不明ですが、物置として使っていたようです。家賃はきちんと銀行振り込みしてくれています。ある日、「廃屋のようになっているので売りませんか」と不動産屋から言われて初めて、塾として使われてなくて物置のようになっていたと知りました。写真でみた限り、『廃屋』という言葉どおり、傷んでいます。契約書には塾として使うことになっていますので、契約違反です。こういう場合でも、立ち退いてもらうときに立ち退き料を払わないといけませんか?敷金も返さないといけないものでしょうか。



(50代:女性)

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Legalus編集部

     契約違反による解除をする場合は、立退き料を支払う必要はないと考えられますが、敷金は返還する必要があるでしょう。



     契約で塾として使うことになっていたにも関わらず、物置のように家を使うことは、借家人の「用法遵守義務違反」です(民法616条594条1項)。

     この場合、家主であるあなたは、違反行為の差し止めや損害賠償を請求することができます。そのため、まずは借家人に連絡をとって、現在において塾の経営はどうなっているのか、いつから塾の経営をしていないのか、再開する見通しはあるのか等を問いただし、今後のことについて話し合うとよいでしょう。家賃はきちんと振り込みをしてくれているとのことですから、何らかの事情があるのかもしれません。



     話し合いがまとまらず決裂したり、借家人の違反行為が、家主と借家人との信頼関係を破壊するほど悪質であるといえるときは、あなたは、賃貸借契約の解除をすることができると思われます。

     ご相談のような借家人の違反行為による契約解除の場合は、立退き料を支払う必要はありません。立退料とは、家主に立退請求を認める必要性が低い場合に、正当事由を埋め合わせるために、補助的に必要となるものであるからです。



     ただ、敷金は、家賃の滞納分や、通常の使用を超えるような使用をしたことで部屋に与えた損傷等を復旧するのに要した費用などを差し引いた残りの部分を、返還しなくてはなりません。

     ご相談の場合には、借家人が塾として使わず、長期間家を放置したことにより家が損傷したのであれば、それを復旧するために要した費用を差し引くことができるでしょう。

2014年05月02日

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