貸地に残置物

User image 1 ワシントンさん 2017年02月18日 05時05分

地主です。昨年11月に賃貸借契約している借り主から債務者代理人弁護士の名前で負債整理の受任通知書が送られてきました。内容は破産申立と記載されています。貸地には配管や資材の残置物が大量にあります。先方の弁護士に残置物撤去を要請したのですが、本人に伝えるとの事で一向に撤去してくれません。このまま泣き寝入りですか? また、地主が勝手に残置物を処分してよいのですか?(処分費を見積もったら100万円でした。)逆に借り主を訴える事は出来ますか? 教えて下さい。

まだ賃借人は当該不動産を利用中でしょうか。
賃貸借契約書において、通常は退去の際の残置物は貸主が処分することに異議がない旨の条項が入っていると思われます。
ただ、弁護士が入っていることもあり、勝手に処分すると逆に不法行為に当たる可能性があるため、きちんと協議する必要があるでしょう。

借主を訴えること自体は妨げられませんが、残置物の撤去はともかく、既に破産申立予定との通知が到達しているため、賃料相当額の賠償請求を行なって回収したとしても、破産管財人から否認され返還請求を受ける可能性が高いです(破産法162条1項)。

仮に残置物が処分されないまま破産手続が開始した場合、破産管財人に対し契約解除又は債務の履行を請求することができ(同法53条2項)、処分費用や破産手続開始後の賃料相当額は、財団債権として一般債権よりは優先権が認められます(同法148条1項8号)。
ただ、破産者に資産がなければ、十分な配当は受けられない可能性があります。

2017年02月18日 09時58分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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