弁護士コラム

不動産売買

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不動産・建築

瑕疵担保責任に関する民法改正(その2) 不動産売買 2019年08月15日

「瑕疵担保責任に関する民法改正(その1)」に続く 第2弾です。 従来の民法では、 売主に対して瑕疵担保責任を追及する場合、 原則としては損害賠償請求が基本でした。 たとえば、 欠陥の修繕に必要な修繕費を損害として 賠償請求するなどです。 ただ、欠陥の程度が大きくて、 その物を買った意味がなくなるような場合には、 契約を解除して、支払った売買代金の返還と...

瑕疵担保責任に関する民法改正(その1) 不動産売買 2019年08月15日

瑕疵担保責任とは、 売買契約で買ったものに瑕疵すなわち不具合があった場合に 売主に対してその責任を問うものです。 改正民法は瑕疵担保責任について考え方や 具体的な解決方法を変えています。 まずは、改正後の規定を見てみましょう。 改正民法562条 「 引き渡された目的物が種類、品質又は数量に関して 契約の内容に適合しないものであるときは、 買主は、売主に...

履行確保法について 不動産売買 2019年08月12日

1.履行確保法の制定の経緯 平成11年に制定された 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(以下、「品確法」といいます。) によって、新築住宅の売主は、構造耐力上主要な部分及び 雨水の浸入を防止する部分については、引渡しの時から10年間の瑕疵担保責任を 負うことになりました。 ところが、平成17年に発覚した構造計算書偽装問題を皮切りに、 新築住宅の売主...

土地を分割する場合も正常価格にならない 不動産売買 2019年02月26日

先のコラムでは、 「隣の土地は倍額を払ってでも買え」と言われることがあるように、 土地の所有者が隣接地を購入する場合には、 全くの第三者がその土地を購入する場合よりも価格が高くなり、 これを限定価格と言うという話をしました。 実は、このような土地の併合の場合だけでなく、 土地の分割の場合も限定価格になるんです。 不動産鑑定評価基準では、 「限定価格とは...

正常価格だけが適正な価格ではない(土地の併合の場合) 不動産売買 2019年02月25日

土地の価値を適正に評価した価格を正常価格と言います。 しかし、土地の価格は正常価格だけではありません。 正常価格ではない適正な価格もあるのです。 そのことを知らないと、 適正な価格で売れたと喜んでいたが、 実は損をしていたということになりかねません。 そういった正常価格ではない価格に限定価格というのがあります。 この限定価格というのは、 買主によっては...

土地購入面積の過不足 不動産売買 2018年08月03日

Q.先日、自宅用の土地を3000万円で購入しました。不動産登記簿謄本では50坪となっていましたので、売買契約書の土地の表示の欄に50坪と記載し、代金3000万円としました。ところが、購入後、この土地を実測すると、48坪しかありませんでした。代金を一部返還してもらえるのでしょうか。 A.まずは、売買契約書に土地面積と代金の関係がきちんと記載されていれば、...