取引が不成立でも、不動産仲介業者に仲介手数料を支払わなくてはダメ?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 注文建築条件付きの土地を購入するために、売買契約書にサインをし手付金100万円を支払いました。



 しかし、その後今回は購入を見送ろうと考え、契約を解除したい旨を仲介業者に伝えたところ、仲介業者から「手付金は戻らない」ということと「仲介手数料を払ってください」ということを言われました。



 履行前の場合でも仲介手数料は払わなくてはいけないのでしょうか?



(30代:女性)

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Legalus編集部

     まず、手付について回答します。



     売買契約締結時に特に手付金の意味を定めておかなかった場合は、解約手付を意味します(最判昭和29年1月21日)。



     解約手付とは、手付金を交付した者はその手付金を放棄し、受取った者は受け取った手付金の倍額を支払うことによって、契約を解除できるというものです。



     つまり、本件で相談者は、交付した手付を放棄することによって契約を解除することができます。



     したがって、手付に関しては、仲介業者の方の言われる通り、戻ってくることはありません(むしろ、手付の放棄は相談者が本件契約から解放されるために必要なものです。)。



     つぎに、仲介手数料について回答します。



     仲介手数料とは、媒介報酬のことで、媒介の依頼を受けた宅地建物取引業者が、依頼者のために奔走して売買等の契約締結を実現した場合に、依頼者が宅地建物取引業者へ支払う成功報酬のことを指します。



     成功報酬という言葉通り、この仲介手数料について、宅建業法では成功報酬主義が取られています。



     つまり、不動産売買契約の当事者が契約し、決済が滞りなく終わって取引が完了しなければ、仲介業者は報酬を請求することはできないのです。



     したがって、仲介手数料に関しては、相談者は仲介業者に支払う必要はありません。

2014年01月07日

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