共有名義のアパートを売却できる?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 親から相続を受けた共同名義の土地とアパートがあります。もうひとりの名義人に関係なく、自分の権利を売る事はできるのでしょうか



(40代:女性)

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Legalus編集部

     自分の持分のみであれば、売却することは可能です。



     他人との共有財産でも、自分の持分の限りでは、他の共有者の意思と無関係に、自由に処分できます。共有物の全部を売却するには、共有者全員の合意が必要ですが(民法251条)、自分の持分のみであれば、人に売るのも抵当権を設定するのも自由です。

     とはいえ、他の共有者の存在があり、目的物を完全に支配できるわけではない以上、時価では売れないかもしれません。

     そのため、まずはもう一人の共有者との話し合いで、共有状態を解消する方法を探ってみるのが得策でしょう。民法でも、各共有者は、いつでも共有物の分割を請求することができると定められています(256条1項)。

     共有物を分割する方法として、(1)物理的に持分に応じて分割する方法(現物分割)、(2)共有者のうちの一人の単独所有とし、その者が他の共有者に対して持分の時価相当額を支払う方法(代償分割)、(3)共有物全部を第三者に売却し、売却代金を持分に応じて配分する方法(換価分割)、が考えられます。

     共有者の間で分割協議がまとまらないときは、その分割を裁判所に請求することができます(民法258条)。共有財産がある所在地又は相手方の住所地の地方裁判所に、共有物分割請求訴訟を提起することになります。



     ご相談の場合、土地とアパートが共有とのことです。アパートが共有の土地上に建っているのであれば、上記(1)の現物分割の方法をとることは困難です。そこで、もう一人の名義人の方と話し合い、(2)代償分割や、(3)換価分割の道を探りましょう。

     話し合いがまとまらないようであれば、裁判所に分割を請求するか、自分の持分だけを第三者に売却しましょう。

2014年01月07日

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