もう土地はあきらめるから訴訟費用は払いたくない!

Legalus編集部さん 2016年02月17日

 祖母名義の土地と建物に20年以上住み着いていた男がいます。その人物から弁護士を介して名義変更の請求がきました。

 祖母はその男の存在を知っており、放置していました。財産相続した子供(私の母とおじ)は知りませんでした。

 祖母が亡くなってから半年以上たち、最近になって急にそんな請求を受けた母はかなりうろたえています。向こうが戸籍謄本も持っていたなどの点から、酷く怯えてもいます。何をされるか分からないという印象を受けたそうです。

 この際、家も土地も明け渡すのは構わないそうです。(もちろん、不服ではあります)しかし、こんな一方的な訴えを受けて、訴訟費用も請け負うのは納得がいかないと言っています。

 一つ目、土地、家は渡してもよい。二つ目、訴訟費用は請け負わない。上記のような結論に持っていくにはどうすればよいでしょうか。



(20代:女性)

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Legalus編集部

     相手側の弁護士から請求がきたという事ですが、これには内容証明が送られてきた場合と訴訟が提起された場合が考えられます。

     前者の場合、土地と家屋を渡すと回答すれば訴訟費用の問題は生じません。



     次に、既に訴訟が提起されている場合に、相談者が言われる結論を導くためには、訴訟上の和解をするという手段があります。和解とは互いに譲歩する事が必要ですので、相談者側は土地を渡す、相手側は訴訟費用を負担するという和解をする事が可能です。



     もっとも、相談者の祖母がその男の存在を知っていたのであれば、その男性との間で今回の家屋に関して使用貸借契約が結ばれていた事は考えられないでしょうか?そうであれば、他者占有ということになり時効取得は成立しません。

     その他の事実から土地の所有権を争う事も可能な場合もありますので、争うという事も選択肢の一つに加えてもよいかもしれません。



     争うにしても和解をするにしても弁護士に委任するのが得策でしょう。

     なお、相手側が戸籍謄本を持っていたという事ですが、弁護士等は職務上他人の戸籍や住民票の謄本を取得する事が可能です。

     今回の相手方は既に弁護士に依頼されているようですので、訴訟準備のためという事で相談者の家族の戸籍謄本を取得していてもおかしい事ではありません。ですので、その点において怖がる事は無いでしょう。

2016年02月17日

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