弟に騙されて、登記を奪われた土地を取り返せる?

User image 1 Legalus編集部さん 2014年01月07日

 15年ほど前の話になります。私の弟が、「土地の名義人の名前が違うので、私の名前に登録し直す」と言ってきたので、信用して実印を渡しましたら、弟が自分の名義に変えてしまいました。後に確認すると、もともと土地名義に間違いは無く、弟に騙されたことに気が付きました。 登記書には土地売買で譲った事になっていますが、金銭の取引も契約書も書いていません。まだ土地を取り返せるでしょうか。


(不明:男性)

関連Q&A

未登録の建物の所有権について教えてください

不動産登記 2017年04月20日

私の母親とのいさかいでもめています。 ずっと同居していましたが、昨年我々家族は別居を決意して母親を残して家を出ました。母親には敷地にある車庫等の使用はしないように言っておりましたが、車庫のガキを壊されてしまいました。敷地の所有権は私で...

二世帯住宅の土地に関する質問&モラハラ

不動産登記 2017年04月15日

私(一人っ子、女)は実の両親と一階と二階で25年間二世帯同居をしています。 土地名義は父親。 建物は一階部分は父親名義、二階は主人名義。 建築費は、共有部は折半、其々の住居部分は各々で支払いました。 最近、父親との関係が悪化し、私に「...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     本件土地の所有権は、未だあなたにあると考えられます。


     実際に土地について権利がないのであれば、登記の名義があったとしても、所有権を取得できるわけではありません。

     
    また、悪意の占有者(自己に所有権があるものと信じていない占有者)である弟さんが本件土地を時効取得するためには、20年間、所有の意思をもって、平穏、公然とその土地を占有することが必要であるため、本件土地を15年間占有しているだけでは、時効により取得することはできません(民法162条)。


     そのため、本件土地の所有権は、未だあなたにあると考えられます。

     
    しかし、真実に反する登記をそのままにしておくと、弟さんが第三者に土地を売買して登記を移転したような場合に、様々な問題が生じ、あなたが所有権を失ってしまう可能性もありますので、真実に反する登記は正しておくべきでしょう。


     真実に反する登記を正すには、その登記を抹消するか、または真実の所有者へ移転する登記をする必要があります。

     
    いずれも、不動産登記法の原則通り、登記権利者登記義務者とが協力して、登記を共同申請することになります(不動産登記法60条)。

     
    本件でいえば、あなたと弟さんとが共同で、不動産の管轄の登記所(法務局)に申請する必要があるのです。

     


     
    登記義務者である弟さんが、共同申請に協力してくれないようであれば、裁判を起こし、確定した勝訴判決を得る必要があります。

     
    勝訴判決が確定することで、弟さんの意思表示に代わるものとして、その正本を添付して、あなたが単独で登記申請することができます(不動産登記法63条)。

2014年01月07日

不動産登記に強い弁護士

クライアントファーストをモットーに、常にご依頼者様の視点に立った誠実な事件対応を心がけております。

【堺市】南海本線堺駅すぐ

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ