弁護士コラム

交通事故の被害者が,保険会社との示談交渉が進まないで,後日協議をする約束をしてしばらく放置しておくことにしました。約束すれば消滅時効は完成しませんか。民法改正でこの点は変わりますか。 .

[投稿日] 2018年12月16日 [最終更新日] 2018年12月16日
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岡田 正樹 弁護士 むさしの森法律事務所

【初回相談無料】弁護士歴30年以上で、書籍出版経験のある実績豊富な弁護士が、交通事故をはじめとした様々な法律問題に悩むご相談者様の話をしっかりとお伺いして、最適な結果を目指します。

消滅時効の完成が猶予という問題です。
現行民法では,時効完成には全く影響をしないので,通常の消滅時効にかかってしまわないように催告(請求)や調停・訴訟の手続きをとっておく必要があります。
例えば,本人で交渉して憤りの余り,会いたくもないということで交渉を打ち切ってしばらく放っておいて,後で示談をすると言っても時効を主張されてしまうことがあるのです。

なお,民法改正案ではこの点に関する新しいの規定がはいりました。
すなわち,権利についての協議を行う旨の合意が書面または電磁的記録によってされたときは,
(1)合意があったときから1年を経過したとき,
(2)その合意において当事者が協議を行う期間(ただし,1年を満たない期間に限る)を定めたときは,その期間を経過したとき,
(3) 当事者の一方から相手方に対して協議の続行を拒絶する旨の通知が書面でされたときは,その通知がのとき,
のいずれか早いときまでの間は,時効は完成しないものとする。としています。

したがって,改正法が施行された後は,示談交渉のやり方も少し変わってきそうです。
なお,施工日は,平成32年(2020年)4月1日です。

岡田 正樹 弁護士

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