弁護士コラム

会社役員の休業損害はどのように算定されますか?

[投稿日] 2018年03月14日 [最終更新日] 2018年03月14日

会社役員の場合、就労した日数や時間と給与(報酬)が必ずしも比例しないため、休業損害の算定においても別途の注意が必要です。


1  労務対価部分と利益配当部分

 

役員報酬の中には、労働の対価といえる部分(事故で休めばもらえなくなる)と、利益配当部分(事故で休んでももらえる)があり、労務対価といえる部分だけが事故による休業損害だと考えられています。

 

なお、企業損害については別のコラムで説明していますので、合わせてご参照ください。

Q「間接損害だから請求は難しい」と言われたけど,そもそも「間接損害」ってどういうこと? 2017年11月22日

https://legalus.jp/tokyo/23ku/chuoku/lo_11942/lawyer_49313/column/la-3332

 

2 役員の労務対価部分をどうやって考える?

 

どこまでが労務対価といえるかについては、

 

会社の規模
財務状況
その役員の仕事内容や報酬額の推移
役員報酬の金額
他にも役員がいるか(いる場合はその役員の報酬や仕事内容の対比)
類似の法人の役員報酬の支払状況

 

などの諸般の事情を考慮して判断するとされています。

 

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新田 真之介 弁護士

取扱分野
交通事故

コラムの内容は更新時のものであり、最新の情報と異なることがあります。

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