オービスの誤測定を証明するには!?

Legalus編集部さん 2015年07月16日

 先日、一般道の制限速度60キロのところを70キロで走りました。後日、スピード違反で呼び出しが来ました。出頭したら、オービスの写真では103キロの数字になっていました。全く見覚えのないスピードで、「違う」と答えたら裁判になりました。どうしたら事実を証明できますか。


(20代:男性)

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Legalus編集部

     運行記録計や、当時の交通状況、同乗者の証言などから、オービスの誤測定であることを裁判で主張しましょう。


     自動速度測定装置(通称オービス)は、主要な幹線道路などで、制限速度を大幅に超過して走行している車両の速度を記録し、ナンバープレート及び運転者の撮影を行う装置です。自動で動作し、警察官が直接目視で速度違反を認定するものではないため、定期的なメンテナンスが必要です。

     
    ご相談の場合のように、制限速度で走行していたにもかかわらず、オービスが動作して違反切符を切られたとして、裁判に発展している例もあるようです。

     
    裁判で争っても有罪になってしまう例も多いですが、無罪となった裁判例として、大阪高裁平成4年9月9日があります。

     
    この裁判例では、被告人が車に「運行記録計」を設置しており、それによる記録(誤差を考慮しても約66キロメートル程度)とオービスの示した速度(111キロメートル)との矛盾を合理的に説明できないとして、被告人を無罪としています。

     
    また、オービスが正確に測定できない場合があることを認定し、当時、被告人の車を暴走族らしい車が追い抜き、その時オービスのフラッシュが光ったため、オービスの誤測定であった可能性も示唆されています。

     
    この裁判例などを参考にすると、あなたが裁判で主張すべき事実の材料としては、以下のようなものが主に考えられます。




    1. オービスの定期点検がいつ行われたか

    2. 同日に摘発された他の速度違反車両の運転者から異議が出ていないか

    3. 当時の交通事情から、実際に103キロを出せたかどうか

    4. 出発地から目的地への距離と走行時間をもとに、オービスの記録との矛盾を説明する

    5. 同乗者がいれば、その証言

    6. 車両備付けの運行記録計(タコグラフ、ドライブレコーダー)があれば、その記録

    7. オービスが撮影された時に追い抜いた車両がなかったか


     裁判で以上のような事実を主張するとしても、無罪を得る可能性を高めるために、弁護士に相談したほうが良いでしょう。「信頼できる弁護士の探し方は?」も参考にして下さい。

2015年07月16日

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