高次脳機能障害の原因が交通事故だと証明するにはどうしたらよい?

Legalus編集部さん 2016年01月12日

 先日、子どもが交通事故にあった後、様子が急変し、検査したところ、高次脳機能障害と診断されました。しかし、事故前のデータがないため、原因が事故によると断定できないという理由で、保険会社は8万円程度の示談金を提示してきました。

 事故前のデータがないのは、事故前には子どもは健康であり、あえてMRIやスペクトの検査をする必要がなかったからです。子供は幼稚園から私立で、英語やパソコン・バイオリン・水彩画・油絵・掛け算割り算・四字熟語等も勉強し、同じ年頃の子の中では優秀な方であったと思います。

 それなのに、今は食事や入浴をした事も忘れたり、時には父親の名前も思い出せなかったり、旅行等に行った事も忘れてしまう有様です。この先改善するか悪化するかも全くわからない状況です。

 親戚縁者にそういった障害のある人は一人もいませんし、事故以外で強く頭を打ったことは一度もありません。原因は交通事故としか考えようがありません。
 高次脳機能障害の原因が交通事故だと証明し、正当な損害賠償を受けるにはどうしたらよいでしょうか?



(40代:女性)

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Legalus編集部

     高次脳機能障害は、脳に対する外部からの強い衝撃によって発症します。そして、外部からの強い衝撃を受けた時から一日以上の間に意識障害がなければ、高次脳機能障害は発症していないとの知見報告もされています。



     この知見が正しいとすれば、様子が急変したのが、交通事故から一日以内であれば、交通事故を原因として高次脳機能障害が発症したと推認されるはずです。

     しかも、ご相談内容から明らかではないのですが、交通事故の被害に遭った場合、各種検査のために病院に短期間であっても入院をするはずです。

     とすれば、看護体制の整っている病院において、脳に強い衝撃が与えられるはずもなく、先に説明したように、交通事故から一日以内の発症であれば、より強く交通事故が原因であると推認されることになるでしょう。



     もっとも、上記知見が、必ずしも正しいかは現在のところ不明です。そこで、高次脳機能障害の専門医に診断をしてもらうことも重要です。



     また、保険会社に主張する事故前のデータというのはよく意味が分かりません。そのようなデータが存在すること自体稀有なのですから。

     保険会社の主張を善意に解釈すれば、ご相談にあるような、それまでの生活状況の詳細を教えてもらいたいということなのかもしれません。

     それならば、幼稚園の先生や友人の親に協力してもらって、事故前の生活状況を明らかにすべきでしょう。



     正当な賠償を受けるためには、交通事故を専門にしている弁護士や、弁護士会に相談するのがベストであると思われます。

2016年01月12日

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