慰謝料はどうやって決定されるの?

Legalus編集部さん 2015年05月08日

 先日、自動車運転中に当て逃げをされ、犯人を捕まえる際、相手に全治10日程度のケガを負わせてしまいました。

 相手に賠償金として慰謝料10万円とケガの治療費全額(2万円)を提示したところ、目じりに2ミリ程度の痕が残り、サービス業の支障になっている(自分が見た目ではぜんぜん分からなかったですが...)との事で、慰謝料を相手方いわく「相場額の100~400万円」を請求してきました。この金額は正当性のあるものでしょうか?



(20代:男性)

関連Q&A

損害賠償支払い命令を踏み倒せる??

慰謝料・損害賠償 2016年10月31日

会社の同僚にこんな質問を受けました。 「ある交通事故によって相手に裁判を起こされて損害賠償の支払い命令を受けた知人がいるが、その判決が確定した」 「詳しい金額は分からないが1千万近い。しかし彼(その知人)は住んでいたアパートを出て住所...

被害者の過剰な病院での治療をやめさせる事は可能ですか?

慰謝料・損害賠償 2015年07月23日

自動車での追突事故を起こし、相手に頚椎捻挫(全治2週間)の診断がされました。後日、被害者宅へ謝罪に伺うと病院で処方されたはずの頚椎用のコルセットも外され、通常の生活をされている様でした。また、被害者が近所であるためコルセットを装着せず...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     慰謝料とは、精神的損害に対する賠償民法710条)をいいます。その算定は、被害の程度、加害者の故意・過失の程度、加害行為の態様、両当事者の社会的地位・職業・財産・家族の情況など、一切の事情を考慮し、裁判官が判断します。ですから、「こういう情況ではこれくらい」と判断される可能性が高い、という、いわゆる「相場」がないとはいえません。


     しかし、たとえばケガを負わせた理由は金額の決定に大きく影響します。あなたのケースでは、あて逃げの犯人を捕まえようとする際に過失でケガをさせたのですから、私人による現行犯逮捕に付随する行為として違法という評価を受けない(ということは、そもそも賠償の責めを負わない、ということです)可能性まであります。同じ程度のケガを負わせたとしても、一方的に暴力を振るった場合とは全く違う評価になるのです。

     また、常識的にも、目じりの2ミリ程度のケガが「サービス業の支障」になるとは、相手が俳優でもないかぎりは考えにくいことです。


     金額としては、むしろ、あなたの提示された額が正当です。「自分としてはこれ以上払う意思はないし、もしこれ以上要求するつもりなら弁護士に任せる」と伝え、毅然とした態度で交渉してください。事件の流れからして、相当悪質な相手であることも考えられます。当事者同士で話がまとまった場合でも、後日のため、必ず示談書を作成しておきましょう。お金を渡す際には、引き換えに領収書をもらう(民法486条)ことも忘れずに!!

2015年05月08日

慰謝料・損害賠償に強い弁護士

法律問題のご相談をお受けします。まずはご連絡下さい。

【交通事故案件多数】【複数弁護士対応可】 栃木県北の頼れる弁護士

【堺市】南海本線堺駅すぐ

依頼者の一番の味方となり、ベストな解決を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

お客様一人一人に会った解決方法をご提案します

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ