法律コラム
離婚届

離婚届を役所に提出するとき、証人の署名捺印が必要だと聞いたのですが、本当ですか?! はい。協議離婚の場合は、2人の証人が必要になります。 誰かに頼まなきゃなんですよね……。 サインすると何か責任を負ったりするんでしょうか? 離婚を考えている人や、逆にサインを頼まれた人は、「証人ってどんなものなの?」という疑問を持っているかもしれませんね。 「どんな人に...

離婚にともなう手続きには、金銭的なものや子供に関するものなど様々なものがあり、とても大変です。戸籍や氏の変更は必要か、子供の養育費はどうするか、財産分与の話し合いはいつするかなど、離婚届を書く以外にも様々なことを決めなければなりません。 そこで、今回は離婚前にきちんと検討しておかなければいけない注意事項についてまとめてみます。 離婚には協議離婚の他に、...

協議離婚 夫婦が離婚をしようとする場合、まず考えられるのは、協議離婚です。民法763条は、「夫婦は、その協議で、離婚をすることができる。」と定めています。この場合、夫婦双方が合意できればよいので、離婚の理由は問いません。 調停離婚 もし、離婚に合意できない場合は、家庭裁判所の調停手続を利用します。調停は、裁判官である家事審判官一人と民間の良識のある人か...

離婚届が受理されれば、原則としてその瞬間に離婚は成立してしまいます。手続きが簡単なだけに、弁護士や行政書士に相談なく離婚届を提出して、後からトラブルになるケースも少なくありません。 そこで、離婚前に決めておく6つの重要なポイントと、離婚の交渉をする際の配偶者からの暴力の対処法について解説していきます。 ☆重要な6つのポイント☆ 親権 養育料 財産分与 ...

離婚をすると、原則として旧姓にもどることになりますが、仕事や養育の都合上、婚姻中の名字を名乗り続けたいと思う場合もあるでしょう。 この「離婚の際に称していた氏を称する届」を提出すると、離婚後も婚姻中の名字を名乗り続けることができます。 この届け出に対しては、配偶者も含め、誰も異議を申し立てる事ができません。 届出提出にあたっての注意事項 届出期間は離婚...

離婚届に必要事項を記入したら、いよいよ提出です。 まだ気持ちが揺れているというのであれば、この段階でもじっくりと考えて欲しいところです。特に、もう離婚に対する迷いなどない!と意気込んでいる方こそ慎重に。 離婚届を提出する際にも、いくつか注意することがあるのです。 提出先で記入の間違いや書類の不備などを指摘され、日をあらためての再提出、などという事態を避...

まずは離婚届の用紙を用意しましょう。 離婚届は市町村役場の戸籍を扱う窓口でもらえる他、インターネットでダウンロードすることもできますが、それをプリントする際には注意が必要です。 ダウンロードした離婚届を印刷するときの注意事項 必ずA3の用紙でプリントアウトしてご利用ください。A4用紙などに縮小印刷 された場合、原則受理されませんのでご注意ください。一般...

離婚届は双方に離婚意思があってこそ受理されるべきもの...ですが、書面に不備さえなければ、たとえ夫婦の一方が離婚届を偽装、提出したものであっても受理され、離婚が成立してしまいます。 (※ちなみに離婚届を勝手に作成して提出することは犯罪です) こっちは離婚する気などなかったのだ!と主張したくても、実際に離婚を無効にして協議離婚の記載のある戸籍を訂正するに...

離婚届を提出し無事に受理された後も、ほっと一息つく間もなく、更なる様々な手続きが待っていることでしょう。 離婚後に名字が変わるのであれば、銀行やクレジットカード、保険、年金、免許証などの名義変更が必要ですし、母子家庭になるのであれば各種手当の申請、子の氏の変更をするなら許可の申し立てなど、考えだすと気が遠くなりそうな手続きの数々。 でもここを乗り越えて...

多くの場合、離婚というのは金銭面や感情のもつれが原因となります。 ところが、いざ離婚の手続きに入ると法律や制度が複雑で、何をすればいいのか戸惑ってしまいます。結婚の時は、勢いもあって何となく手続きを済ませられたものの、離婚となると何もかもが億劫でたまらない、という人もいることでしょう。 そこで今回の記事は、離婚手続きの中でも離婚届を巡る部分に焦点を絞り...

離婚届を得意としている弁護士
山口 寛 弁護士 東京都
日本橋神田法律事務所トップへ
離婚届2017年12月15日
絶対に離婚したい!絶対にしたくない! 今回は離婚したい!場合にはどうするの...
齋藤 健博 弁護士
銀座さいとう法律事務所