法律コラム
原因・理由

妻から突然、離婚を切り出されてしまいました。もうどうしたらいいのか…。 それは大変ですね。離婚には同意されるのですか? いえ、私は別れたくないんです。どうすれば離婚を回避できるんでしょうか? わかりました!では、離婚をしたくない場合の対処方法について、お教えします。 目次 【第1章】 離婚はしたくないなら拒否できる 【第2章】 離婚を回避するために、考...

「離婚したいけど、相手が納得してくれない。でもどうしても離婚したい!」 そんな場合、通常、まずは離婚調停を行い、裁判所を通して話し合いをする必要があります。 それでもお互いの合意ができなければ、多くの場合、裁判に進むことになります。 ですが、裁判で離婚が認められるためには、法律に定められた法定離婚原因がある必要があります。 逆に言うと、自分は離婚したく...

長年連れ添ったパートナーとの「熟年離婚」。 もしかして自分の配偶者も…と心配な人や、実際に熟年離婚を考えている人も多いのではないでしょうか。 熟年離婚を考える上では、まずどんな原因で発生しているのか、そして回避するためには何をすればよいのか、をつかんでおくことが重要です。 実は、離婚の原因になりうる要素は民法で定められています。今回はその点を踏まえつつ...

離婚できる理由 最高裁判所の調べによると、平成23 年の1 年間に全国の家庭裁判所において受理した離婚訴訟事件は10,045 件。この中には離婚の無効および取消しの訴えも含まれていますが、主流はやはり離婚を希望する人からの訴えだと思われます。 一方が離婚を望んでも、相手が拒否している場合、まずは本人たちでの話し合い、それで話がまとまらなければ調停、それ...

【Q1】夫が愛人を作ってしまい別居しているのですが、もう離婚して実家に帰ろうと思います。ただ、このまま夫の名字でいるのはつらいです。離婚すれば私は旧姓に戻れるのでしょうか。 【A1】婚姻の際、夫・妻のどちらかが夫または妻の姓を名乗る必要がありますが(民法750条)、このとき姓を改めた者は離婚によって当然に婚姻前の姓に復帰することになります(民法767条...

離婚手続きにおいては、財産分与や親権、養育費の支払額・方法など、議論される論点が数多く存在します。一般的に世帯主(扶養者)であると考えられる男性からすると、稼いだお金や手持ちの資産は財産分与によって元妻に分け与えたり、親権は母親に認められたりすると、制度自体が男性には不利と感じられるケースがあるかもしれません。 今回の記事では、離婚を巡る代表的なトピッ...

夫婦のどちらか一方が死亡すると、夫婦の婚姻関係は解消されます。 これを「死別」と言います。 では、死別した場合は自動的に離婚になるのでしょうか? 実は、「死別」したからと言って「離婚」になるわけではないのです。 「離婚」と「死別」の違い (1)氏の変更 一般的な「離婚」の場合、婚姻により氏の変更のあった人は離婚が成立するとともに、基本的に婚姻前の氏に戻...

厚生労働省による「平成28年(2016)人口動態統計の年間推計」によりますと、2016年に離婚した夫婦は、21万7,000組。なんとおよそ2分半に1組は離婚していたとされています。 一昔前まで離婚することは珍しいとされてきていましたが、近年では離婚する夫婦も増えて来ているようです。 それでは、一体どのような理由で離婚になっているのでしょうか。 離婚理由...

離婚には4つの種類がある 実は離婚には、以下の4種類があり、それぞれ条件や進め方が違っています。 (1)協議離婚(民法763条) (2)調停離婚 (3)審判離婚 (4)裁判離婚(民法770条) (1)の協議離婚の場合、夫婦間の話合いによって離婚が成立します。そのため、当事者である夫婦が合意さえしていればよく、離婚原因は特に問題になりません。 しかし、そ...

配偶者がうつ病になってしまった場合、離婚することはできる 現代はストレス社会と言われています。男性、女性を問わず、様々な原因によってストレスを抱え、それが高じた結果、うつ病となる人も少なくありません。では、この“うつ病”を理由に、離婚することは可能なのでしょうか? パートナーがうつ病になった場合 AさんとBさんは夫婦として暮らしてきました。しかしある時...

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原因・理由2018年03月06日
裁判離婚をするにあたっては、民法に定めた裁判離婚原因というものがなければな...
寺林 智栄 弁護士
ともえ法律事務所