弁護士コラム

交通事故

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外傷後遷延性意識障害(植物状態)とは何でしょうか。また,余命期間・症状固定時期・逸失利益をどのように考えるのでしょうか。 慰謝料・損害賠償 2018年08月07日

1 遷延性意識障害(植物状態)とは何でしょうか。 遷延性意識障害(植物状態)とは,頭部外傷や脳出血で昏睡状態となり,死線をさまよったが開眼できるようにはなったものの,周囲との意思疎通を完全に喪失した患者の示す症候群を言います。 大脳半球がびまん性に(=広範囲にまだらに)損傷しているものの,脳幹機能がほぼ正常に保たれていて心肺機能に大きな支障がなく,自発...

PETとSPECTとは何ですか。そしてそれらは,高次脳機能障害認定に影響しますか。 後遺障害・後遺症 2018年08月07日

PET及びSPECTが脳機能低下の判断材料として有用であることは認めます。高次脳機能障害における画像所見としてそれらを補助資料として認定した判決もあります。 しかし,現段階では,高次機能障害の判定資料として自賠責及び裁判実務として定着しているとは言えません。 1 核医学検査 (1)はじめに PETもSPECTもともに核医学検査と呼ばれるものに属していま...

交通事故の過失割合では、ゼブラゾーンを走行してきた車両の方が不利に扱われるのでしょうか。 過失割合 2018年08月06日

ゼブラゾーンは,単に車両の走行を誘導するに過ぎないものです。 そのため立ち入りについては,安全地帯や立入禁止部分の場合に設けられているような禁止条項や罰則はありません。 しかし,民事賠償においては,ゼブラゾーンを走行していた車両(自動二輪車を含めて)に対して修正要素として10から20パーセント加算されて,不利に扱われます。 1 ゼブラゾーン(導流帯) ...

被害者が加害者に対して損害賠償請求する場合には,自転車事故では自動車事故とどのようなところが違うのでしょうか。 交通事故 2018年08月06日

自賠法(自動車損害賠償保障法)は自転車事故には適用されないために、自転車は自賠責保険のような対人賠償責任保険に入る義務がありません。 そのことから、自転車事故については、責任を追及する上での違いがあります。 1 自動車事故との違い 根本にある違いは、自動車事故で適用される自賠法(自動車損害賠償保障法)は自転車事故には適用されないということです。 つまり...

交差点の信号機の一方が黄色点滅で他方が赤点滅の場合には,黄色点滅が優先するのでしょうか。 過失割合 2018年07月30日

点滅信号は,「信号機により交通整理が行われている」ものではなく,過失割合については,信号の色ではなく道路の形状や車両の速度等から判断されます。 1 点滅信号は,交通整理なのか。 信号機により交通整理とは,信号機の信号により,交互に一方の交通を止め,他方を通す方法で交通規制が行われている場合です。 信号機が点滅している場合には,それと異なります。 つまり...

交通事故被害に遭った後の治療 保険(自賠責・任意保険) 2018年07月27日

交通事故被害に遭った後は、当然病院や整骨院等に通院されることになると思います。 そして、負傷状況によっては通院が長期に及ぶこともままあります。 しかしながら、負傷内容(頚椎捻挫や腰椎捻挫)については、保険会社が早期に治療の打ち切りを示唆してくることがあります。 そのような場合でも、弁護士から治療継続のために不可欠な内容の質問を医師に行い、医師からの適切...

交通事故で通院した患者のカルテ・画像等の開示請求を受けた医療機関(病院・整骨院等)の方へ 人身事故・死亡事故 2018年07月26日

先日,以下のような報道がなされました。 『カルテ、コピー1枚で5千円も 厚労省「不適切」と注意』 (朝日新聞デジタル2018年7月24日05時01分) (引用元URL) https://digital.asahi.com/articles/ASL7N6RPRL7NULBJ013.html?rm=533 「診療録(カルテ)のコピーを患者らが請求した際に求...

交通事故加害者が保険を使ってくれない場合【人身傷害特約の使用】 保険(自賠責・任意保険) 2018年07月20日

【適正な慰謝料獲得のため、人身傷害特約を使って治療される場合には、是非当事務所に一度ご相談ください】 京都市内は狭い道も多く、交通事故が多く発生しています。 交通事故被害に遭った際にありうるのは、「加害者が無保険」であったり、「加害者に事故の責任があるのに、加害者が保険を使おうとしない」というものです。このような場合、泣き寝入りするしか無いとお考えにな...

交通事故などでの頭部打撲が死亡や重傷という事態になりやすい理由は何故でしょうか。頭蓋骨骨折との関係はあるのでしょうか。 人身事故・死亡事故 2018年07月17日

頭部打撲は,頭蓋骨を通じて脳に対する衝撃を与えます。 そして,頭蓋骨骨折とは文字通り脳を保護する頭蓋骨が壊れたということです。 頭蓋骨が壊れることで脳が損傷こともありますが,頭蓋骨が壊れなくても脳が損傷することもあります。 問題は,脳が損傷するかどうか,そしてその程度で死亡等の状況になるのかが決まってきます。 1 頭を打つということが死亡や重傷となるわ...

むちうち損傷と損害賠償 後遺障害・後遺症 2018年07月16日

Q.交差点で信号待ちをしていましたら、後ろから追突されました。事故から既に6ヶ月が経過しましたが、首の痛みがとれません。損害賠償はどうなるのでしょうか。 A, 前回、交通事故で後遺障害が残った場合の損害賠償についての賠償項目について御説明しました。 今回は、むちうち損傷が残った場合の損害賠償について具体的にご説明します。 追突されるなどして、乗っていた...

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