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浮気調査を探偵に依頼するメリットとデメリットを解説

浮気調査を探偵に依頼するメリットとデメリットを解説

パートナーの浮気が気になり、何とかその証拠を掴みたいという方々も多いはずです。

しかし、素人が調査を無理に行うと、パートナーに発見され、トラブルの原因ともなるでしょう。

このような調査はプロである「探偵」に依頼した方が無難です。ただし、浮気調査に関して頼もしい探偵ではありますが、依頼する際には注意すべき点もあります。

そこで今回は探偵に依頼するメリットやデメリット、成功事例等を解説します。

私達がリサーチした内容をまとめたこの記事を読めば、信頼できる探偵事務所の選び方や、浮気調査の結果をどのように活かすか等がよくおわかりになるはずです。

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何卒ご了承ください。

浮気調査を探偵に依頼する理由

不審な行動をとるようになったパートナーの真実が知りたい、嘘を暴きたいというときは、パートナーの浮気調査を行いたいはずです。

その調査を踏まえ離婚するのかそれとも、パートナーに反省を促しやり直すのか、決断したい方々が多いはずです。

しかし、自分がどのような決断をする場合にも、浮気を行っているという確実な証拠がなければいけません。

自分で調査を行えば、パートナーに発見されてしまったり、浮気相手・浮気現場を突き止めてもカメラ等で確実な記録が残せなかったりする可能性はあります。

調査を成功させるには、パートナーに知られず、確実に浮気の証拠を掴む必要があります。その経験や技術を有するプロが「探偵」です。

探偵に依頼すれば、調査を素人が実行するよりも格段に成功率は上がるはずです。

探偵による浮気調査のメリット

探偵に依頼した場合の浮気調査のメリットは、主に次の5点があげられます。

  • 浮気の事実が明確に判明する
  • 離婚に有利となる
  • 離婚要求を拒否できる
  • 浮気相手の関係を精算させられる
  • パートナーに発見されるリスクを抑えられる

それぞれのメリットを解説していきます。

メリットその1:浮気の事実が明確に判明する

浮気調査の最大のメリットといえます。探偵に浮気調査を依頼すれば、パートナー(調査対象者)の行動を全て記録していきます。

「本当に浮気をしているのか?」「浮気相手は誰か?」がハッキリとわかります。

探偵の浮気調査で掴んだ証拠をもとにパートナーへ反省を促し、夫婦関係の修復を促すのか、離婚へ向けて話し合いや慰謝料請求の際の証拠資料に使用するのか、依頼者が自由に選べます。

メリットその2:離婚に有利となる

パートナーの中には、浮気相手とのデートや性交渉は継続したいが、離婚はしたくないという身勝手な人もいます。

依頼者がパートナーと離婚したくても、パートナー側が離婚の話し合いを拒否する事態もあるでしょう。

特に離婚調停・裁判では、パートナーの不貞の証拠が強い武器になります。この証拠をしっかりと鮮明に記録するには、専門の技術・機材が必要です。

プロである探偵に依頼すれば、確実な証拠を記録し、証拠資料として裁判所へ提出すれば、有利な条件で離婚できるはずです。

メリットその3:離婚要求を拒否できる

パートナーは浮気相手とのデートや性交渉に夢中となり、依頼者との離婚を検討しているケースもあるはずです。

しかし、離婚の原因をつくったパートナーからの離婚請求は原則として認められません。

その為、浮気をしているパートナーが裁判による離婚請求へ踏み切ったとしても、パートナーの浮気の証拠を記録しておけば、その離婚請求は棄却されてしまいます。

依頼者がパートナーとの離婚を望んでいない場合も、浮気の証拠は有効な武器となります。

メリットその4:浮気相手の関係を精算させられる

依頼者が夫婦関係を修復させたい場合、調査をすれば浮気相手がどんな人物か把握できます。

調査結果をもとにパートナーと話し合い、浮気・不倫関係を精算させることが期待できます。

確実な証拠もなく単にパートナーへ問い詰めても、認めなかったり、逆切れされたりするケースが多いです。

しかし、パートナーとの話し合いの前にきちんとした浮気の証拠をつかみ、浮気相手が誰なのかを特定して話し合いをすれば、素直に浮気を認めて相手と別れる可能性が高くなるでしょう。

メリットその5:パートナーに発見されるリスクを抑えられる

自分で浮気調査をしても構いませんが、調査の素人が行えばパートナーに見つかってしまうリスクは高いです。

浮気をしているパートナーは、配偶者や家族、知人に浮気がバレないか不安になり、周りへの警戒心が強くなっているかもしれません。

もしも、パートナーに発見されてしまうと大きなトラブルに発展する可能性があり、その後の調査も非常に困難となるでしょう。

探偵は豊富な経験をいかして、調査対象者の尾行や張り込みを行う他、相手に顔が割れていないので、バレる可能性が非常に低くなります。

浮気調査を費用対効果の面からみるメリット

浮気調査の費用相場ですが、調査にかかった期間・調査人員等によって10万円〜100万円程度といわれており、大きな幅があります。中には費用が100万円を超えてしまうケースも想定されます。

探偵に浮気調査を依頼すると、それなりに調査期間・調査人員をかける費用は多額となるでしょう。

一方、浮気をしたパートナーや浮気相手に慰謝料を請求する場合、調査で得た確実な証拠を提示すれば、示談や裁判で数百万円に上る高額な請求が認められるかもしれません。

確かに、依頼者にとって浮気という不貞行為は、感情的にパートナー・浮気相手からお金を受け取っただけで許せるものではありません。

しかし、依頼者が不貞行為をしたパートナーとキッパリと縁を切り、新たな人生をやり直す資金として役立つはずです。

浮気調査の費用を、その多額の資金を得るための投資と捉えれば、探偵へ調査を依頼することは費用対効果に優れているといえます。

探偵による浮気調査の法的側面

探偵の調査活動等の規定は「探偵業の業務の適正化に関する法律」に明記されています。

その中で探偵業務とは、他人の依頼を受けて、特定人(調査対象者)の所在または行動についての情報であって、依頼に係るものを収集目的として、面接や聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法で実地調査を行い、その調査の結果を依頼者に報告する業務であると、規定しています(探偵業の業務の適正化に関する法律第2条)。

つまり、浮気調査等の依頼を受けたなら、探偵による調査対象者を尾行・張り込み、証拠を写真撮影し書類にまとめるのも合法です。

ただし、浮気相手の名前や住所・生年月日を突き止めるのは、相手方のプライバシーを侵害する行為ではないのか?と思われるかもしれません。

この場合、探偵の行う調査が個人情報保護法に従っていれば、違法とはならないので安心してください。

個人情報保護法では委託を受けた者(探偵)が、法令の定める事務の遂行に協力する必要のある場合、本人(浮気相手)の同意を得ると、当該事務の遂行(探偵業務)に支障を及ぼすおそれがあるときは、(浮気相手に)調査する旨を伝える必要はありません(個人情報の保護に関する法律第18条)。

探偵による浮気調査のデメリット

探偵に依頼した場合の浮気調査のデメリットは、主に次の2点があげられます。

  • 調査費用が多額となる場合もある
  • 調査期間が長引く場合もある

それぞれのデメリットを解説していきます。

デメリットその1:調査費用が多額となる場合もある

浮気調査の費用相場は10万円〜100万円程度といわれています。費用は各探偵事務所が自由に設定できるので、法律で「費用は一律〇〇万円」と規定されているわけではありません。

調査にかかった期間や、調査人員、移動距離等によっても、費用に差が出てしまいます。また、費用のプランも事務所ごとに異なります

浮気調査の費用プランは大きく分けて次の3種類があります。

費用プラン 内容
成功報酬制 調査が成功すれば、成功報酬が発生するプラン。着手金は前払いで成功後に成功報酬を支払う「成功報酬型」、全額成功報酬で成功しなければお金は受け取らない「完全成功報酬型」の2つがある。
時間制 1時間の料金×調査員数×稼働時間で費用が決まるプラン。短期間の調査で済む場合は費用軽減が期待できる。成功報酬制と組み合わせて提供している探偵事務所が多い。
パック制 「〇日(合計〇時間)で〇〇万円」といった形で設定されているプラン。料金設定が明瞭でわかりやすい。

いずれのプランも、契約で決めた調査期間を延長すれば、追加費用がかかってしまいます。

また、時間制は短期間の調査で収まればリーズナブルですが、調査期間が長引くと割増しで費用もかかり、多額の負担となる可能性があります。

一方、パック制は例えば調査期間3日間(合計15時間)で15万円と、定額で設定されわかりやすいですが、前払いしなければならず、調査に失敗しても原則として返金されません。

どの費用プランを選ぶかで、調査費用が多額となる場合や、満足した調査結果が得られなかったにも関わらず費用を支払う必要がある等、お金にかかわるリスクが想定されます。

デメリットその2:調査期間が長引く場合もある

浮気調査の期間は平均3日〜7日くらいといわれています。ただし、調査対象者の行動によっては、確たる証拠を調査1日目でつかめる場合もあれば、数週間かかる可能性もあります。

調査期間が長引く原因としては、調査対象者が浮気のための行動をとる日時・不貞行為を行っていそうな場所・浮気相手の情報等が少ないケースです。

また、調査対象者が用心深く、なかなか不審な行動を取ろうとしないという点もあげられます。

そのため、依頼者は探偵事務所の担当者と相談する際、可能な限り情報を提供し、調査スタッフが尾行・張り込みをし易いよう情報共有に努めましょう。

  • 毎週の〇曜日の〇時〇分に突然外出する
  • 金曜の夜は、他の平日と違ってかなり遅く帰ってくる
  • 知人が調査対象者と自分以外の女性が仲睦まじく歩いているところを、東京都〇区の歓楽街でみたといった 等

無理のない範囲で、自分が気付いた点や知り得た情報を担当者に伝えましょう。

依頼前後の注意点

探偵事務所と契約したら、基本的に調査は全て調査スタッフへ任せ、依頼者は調査結果を待ちます。

ただし、その調査期間中はパートナーへの不信感や信じたい気持ち、浮気相手への怒り等、感情的に不安定となるかもしれません。

そのため、依頼前・依頼中・依頼後はそれぞれ次のような点に注意しましょう。

依頼前:パートナーの不審な点をまとめておく

パートナーが浮気しているかもしれないと感じたら、可能な限り不審な振る舞い・行動をメモする等してまとめておきましょう。

日記形式にして要点をまとめて記録していれば、探偵事務所への相談の際に説明しやすくなります。また、メモをそのまま提出すれば、調査スタッフが調査する際の有力な参考資料となるはずです。

具体的には、次のように記録した方がわかりやすいです。

記録項目 内容(例)
いつ 6月30日金曜日
不審な行動 先月から毎週ではないものの、夫の金曜日の帰宅が深夜0時近くとなり遅い。帰宅すると、女性の香水の匂いやせっけんのような匂いがする。問い詰めると「部下や同僚と呑んできた。」の一点張り。
矛盾点 不審な行動を取る前は、部下や同僚との飲み会は控えていると言っていた。また、お酒を呑んできたと言い訳しているが、お酒の匂いはあまりしない。

この記録だけからでも、パートナーは金曜日の仕事帰りに、浮気相手と会い性交渉に及んでいると推測できます。

依頼する際は知り得た情報を探偵事務所側と共有した方が、より正確にポイントを押さえた調査が期待できます。

調査中:冷静に見守る

探偵事務所に調査を依頼したら、後は調査スタッフが確実な証拠を掴むまで待ちます。もちろん、パートナーの行動は気になるはずです。

そこで、探偵事務所では調査対象者(パートナー)の尾行や、誰と会っているか等、途中経過を知らせてくれる場合もあります。

このサービスなら、パートナーの行動を逐一把握できます。

その反面、報告の内容をみてしまうと、浮気相手とデートし、ホテル等で性交渉に及ぶいわば「裏切り行為」へ怒りを覚えるかもしれません。

依頼者の中には、浮気現場へ自分も向かいたいという衝動に駆られる人がいることでしょう。

しかし、まだまだ調査スタッフの調査中であり、確実な不貞行為の証拠(ラブホテルやホテルへ浮気相手と入ったという決定的な画像)を掴むまでは、冷静に待つ必要があります。

パートナーとの調停・裁判離婚、パートナー・浮気相手への慰謝料請求を考えているなら尚更です。

なぜなら、裁判で不貞行為の証拠として採用されるのは、「浮気相手と性交渉の事実があった」と認められるケースのみだからです。

調査後:自分が望む手続きを進める

確実な証拠が得られたら、パートナーや浮気相手を問い詰めたいところですが、暴力や違法な行為で制裁を加えるのは絶対にやめてください。

パートナーや浮気相手が依頼者を裏切る卑劣な行動をとったのなら、依頼者本人は法律に則った手続きで堂々と責任を追及しましょう。

探偵事務所の中には得られた調査結果をもとに、今後どのような対応をとるのか、カウンセリングを行ってくれるところもあります。

探偵事務所と提携してくれる弁護事務所を無料で紹介してもらえる場合があるので、慎重に手続きを進めていきましょう。

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※大手探偵事務所は人気があるため
相談予約が混み合うケースがあります。
何卒ご了承ください。

浮気調査とプライバシー:あなたの情報はどのように守られるか

探偵に浮気調査を依頼したいものの、依頼した情報や調査で判明した事実が漏洩したら困る、そう感じている方々は多いはずです。

探偵に依頼した場合も、依頼者の情報等はしっかりと保護されるので安心してください。

探偵業の業務の適正化に関する法律」では、探偵業務の従事者は、正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならず、 探偵業務に従事しなくなってからも同様、と明記されています(同法第10条)。

当然ながら調査で知り得た情報や、取得した文書、撮影した画像・動画、録音内容まで、収集した記録は漏洩しないような措置をとらなければいけません。

この秘密保持に違反すると、行政処分として最悪の場合、探偵事務所側は公安委員会から営業の廃止を命じられる可能性があります(同法第15条第2項)。

そのため、各探偵事務所では知り得た情報をしっかりと管理しているはずです。

浮気調査の過程:探偵がどのように働くか

こちらでは、探偵事務所が浮気調査の依頼をした場合、概ね次のような手順で調査が進められます。浮気調査の期間は平均3日〜7日くらいです。

探偵事務所と契約を締結したら、いよいよ調査開始日から調査が行われます。調査の流れは次の通りです。

①調査スタッフが契約に従い調査開始

②調査対象者を尾行、調査対象者が誰と会ったか等を撮影

③調査中の途中報告

④調査対象者が浮気相手と会い、ラブホテル等へ一緒に入ったら証拠画像を撮影

⑤調査終了・報告書のお渡し

⑥相談担当者と話し合い(アフターカウンセリング)

ただし、契約通りに調査活動が進む保証はなく、調査対象者が調査期間内に不審な行動をとらなければ、浮気の確実な証拠は得られません。

調査期間経過後、そのまま調査を継続するか終了するか、あらためて探偵事務所側と話し合います。調査を継続する場合は、追加の費用が加算されます。

信頼できる探偵業者の選び方

依頼するからには確実な浮気の証拠を掴みたいものです。ただし、調査スタッフの質はもちろん、費用の内訳が明確か、相談サービスは充実しているか等も、良い探偵事務所を選ぶポイントです。

公安委員会へ届出をしているかチェックする

どんなにホームページ上で、魅力的なサービスを提供する探偵事務所であったとしても、まずは「探偵業届出証明書」の交付を受けているのか確認しましょう。

探偵業を営む場合、営業を開始する日の前日までに、営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会へ、所轄警察署長を経由し、営業の届出をすることが義務付けられています(探偵業の業務の適正化に関する法律第4条)。

この届出をしないで探偵業を営んだ者は、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金を受けます(同法第18条)。

届出をした場合は探偵業届出証明書が交付され、営業所の見やすい場所に掲示しなければいけません。

なお、探偵事務所の中にはホームページ内で、探偵業届出証明書の番号を掲示しているところもあります。

見積もり内容をしっかりチェックする

まずは探偵事務所のホームページをチェックし、浮気調査の基本的な費用が掲示されているか確認します。ある程度、ホームページ内で詳しく掲示されていれば、費用の目安がどれくらいになるかがわかるはずです。

その後、探偵事務所を訪問し、担当者から見積もりを出してもらいましょう。

調査期間(時間)で算定した調査料金、調査スタッフの人件費、移動車両・機材等の必要経費をそれぞれ明記してあるのか確認します。

見積もり書をみて、ホームページ内で掲示してある費用の目安とかけあまりに離れていたり、不明な費用があったりしたら、担当者に指摘しましょう。

また、どんなケースで追加費用が発生するかも、忘れずに質問します。

担当者が満足な回答をしない、話をはぐらかすといった場合は契約不成立で構いません。

見積もり書の費用の内訳が明瞭で、担当者がしっかりと費用説明をしてくれるなら、信頼できる探偵事務所といえます。

相談サービスは充実しているかチェックする

探偵事務所で相談する際は、依頼者は不安でいっぱいなはずです。そんな依頼者の不安や悩みを親身になってヒアリングし、的確なアドバイスをしてくれるならば、信頼できる探偵事務所といえます。

また、依頼前だけではなく調査後にも、しっかりカウンセリングの機会を設け、今後の対応を話し合ってくれる探偵事務所ならば、調査結果に傷ついた依頼者の心のケアも期待できます。

浮気調査の成功事例

こちらでは探偵事務所に浮気調査を依頼し、確たる証拠を掴むことに成功した事例を紹介しましょう。

成功事例その1:証拠を提示し、パートナーを改心させた

依頼者Aさんは最近夫の帰宅が遅く、いきなり離婚を切り出す等、不審な行動を繰り返すようになり、浮気を疑いはじめました。そこで、Aさんは探偵事務所に相談します。

【調査の経緯】

探偵事務所は調査対象者(夫)の尾行・監視等を開始します。

  1. 調査対象者が浮気相手と合流、歓楽街へ向かっているのを確認
  2. 調査対象者・浮気相手がラブホテルへ入るところを確認・撮影成功
  3. 調査結果をもとにAさんと相談担当者が話し合い

Aさんと相談担当者は次の内容を確認します。

  • 子供がまだ小さく離婚は避けたい
  • 調査結果により調査対象者(夫)は「有責配偶者」である

→子供のためにAさんは復縁を希望する

【結果】

調査の結果から夫は有責配偶者であり、離婚原因を作った張本人なので、夫の方から離婚はできません。

そこでAさんは調査報告書を調査対象者に提示したうえで、離婚は認めない、二度と浮気はしないよう夫に主張しました。

一方、夫は真摯に謝罪し浮気は二度としないと約束、Aさんは復縁に成功しました。

参考:AKI探偵事務所

成功事例その2:確たる証拠をもとに、慰謝料請求に成功

相談者Bさんは最近夫の不自然な対応が気になり、浮気をしているのではと不安になりました。そこで探偵事務所に相談し調査を依頼します。

調査スタッフはBさんの夫を尾行し、会社の同僚の女性が浮気相手である事実を掴みます。

【調査の経緯】

探偵事務所は調査対象者(夫)の尾行・監視等を開始します。

  1. 調査対象者(夫)の浮気調査開始
  2. 不貞行為3回にわたる撮影に成功
  3. 調査結果をもとに、Bさんと相談担当者が今後の対応を話し合う
  4. 浮気相手に慰謝料請求を行い、夫との関係修復を決める

【結果】

調査対象者(夫)、不倫相手の動かしがたい証拠を掴み、浮気相手に慰謝料250万円、さらに夫と別れる約束をさせます。

一方、夫はこれまでの浮気を謝罪し和解、夫婦関係修復に成功しました。

参考:あい探偵

成功事例その3:動かぬ証拠で慰謝料および離婚成立

Cさんは夫の出張が最近頻発した状況に浮気の疑いを持っていました。そこで、夫の携帯を確認したら、特定の女性と頻繁にメールをやり取りしている事実が判明します。

夫が浮気をしているのは明らかで、慰謝料を請求したうえで離婚したいと考えました。そこで探偵事務所に調査を依頼します。

【調査の経緯】

調査スタッフは、浮気をしていると考えられる調査対象者の休日にあわせ、調査を開始しました。

  1. 調査対象者(夫)は用心深くなかなか不審な行動をとらない
  2. Cさんと話し合い、数日程度実家に帰省するよう提案
  3. Cさんは数日間実家を留守にした
  4. 夫は油断し、朝から自宅を出て浮気相手と接触
  5. 浮気相手と外食後、なんとCさん宅へ浮気相手を連れ込み性行為に及ぶ
  6. 浮気相手をそのまま宿泊させ、再度外食して別れた

【結果】

Cさんに仔細を報告したところ、離婚の意志が固く、離婚の方向へ進みます。不貞の証拠を裁判所に提示し、夫の不貞行為が認められ、多額の慰謝料付きで離婚が成立しました。

浮気調査の結果をどのように活用するか

調査が終われば調査スタッフは調査結果をまとめ、依頼者に「調査報告書」を提出します。その他に、証拠となる画像や音声の入ったDVD等も渡されるはずです。

調査報告書は裁判でも資料として提出できるクオリティ

調査報告書に記載されている内容は主に次の通りです。

  • 調査対象者の行動記録:調査時間や調査対象者の一連の行動が記載されている、分単位で添付画像を交え、状況を説明する
  • 立ち寄った場所:調査対象者と浮気相手が立ち寄った公園、レストランやラブホテル、その所在地が明記されている。
  • 証拠画像・動画:調査対象者・浮気相手の顔や、不貞行為に関する行動もはっきりと撮影

プロである調査スタッフがまとめた報告者なので、裁判の際に裁判官が重視するポイント(浮気相手との間で性交渉があった)を押さえています。

依頼者にとって有力な証拠書類となるはずです。

調査報告書は裁判で動かぬ証拠としても、和解の切り札としても良い

調査報告書をどのように活用するかは、依頼者次第です。概ね次の方法に利用するはずです。

  • 調査対象者・浮気相手への慰謝料請求
  • 調査対象者との離婚
  • 調査対象者との関係修復

調査対象者・浮気相手への慰謝料請求ならば、不貞行為に関する行動が記録されている以上、もはや言い逃れはできません。裁判官は依頼者の請求に沿った判断を下すはずです。

一方、調査対象者との離婚を拒んでいても、依頼者が離婚するため調停・裁判を行う際は優良な証拠として採用されるはずです。

その他、依頼者が調査対象者と離れたくない、真摯な謝罪ならば許すと判断した場合は、調査対象者に直接提示し、反省を促しても構いません。

浮気調査のアフターケア(探偵が提供するサポート)

探偵事務所は単なる浮気調査だけでなく、依頼者の心のケアや、調査後の対応も重視しているところが多いです。

こちらでは、探偵事務所が提供する相談サポート・サービスを解説しましょう。

アフターケアで依頼者も安心

調査スタッフの正確な調査により、依頼者本人ができれば認めたくない事実も判明するはずです。

浮気の疑いは持っておきながらも、心のどこかでパートナーをまだ信じていた依頼者は、打ちひしがれた心理状態になるかもしれません。

そのため、探偵事務所では依頼する前の相談の他に、調査結果を報告した後の「アフターケア」にも力を入れています。

このアフターケアを行うのは、探偵事務所の相談担当者の役割です。相談担当者は夫婦カウンセラー等の資格を有している方々が多いです。

担当者は依頼者の身になってケアを行い、その後の対応をどうするかについて話し合いが続けられます。

夫婦カウンセラーとは

アフターケアを担当する多くの方々が有する資格である「夫婦カウンセラー」は、「一般財団法人日本能力開発推進協会」が認定する、夫婦の関係改善を専門に支援するスペシャリストです。

夫婦カウンセラーは依頼者に寄り添い、的確なアドバイスやサポートを行ってくれます。

この資格を得るには、協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練を受け、技能審査に合格しなければいけません。

不貞行為をしたパートナーと、離婚すべきかどうか悩んでいるときは、夫婦カウンセラーの助言を聴いたうえで、判断した方が良いでしょう。

浮気調査の先を見据える:未来のためにどのように行動すべきか

探偵事務所から「調査報告書」を受け、確たる浮気の証拠を得たとしても、それで浮気の問題が解消されたわけではありません。

調査対象者・浮気相手への慰謝料請求を行う場合、調査対象者との離婚を希望する場合は、さらなる法的な手続きが必要となります。

慰謝料請求や離婚について、示談で解決しようとしても裁判で解決しようとしても、法律に則った手続きで、理性的かつ冷静に自分の希望を主張したいものです。

探偵事務所では、提携している弁護士事務所を無料で紹介してくれるところもあります。

調査後の慰謝料請求や離婚手続きについて弁護士と話し合うよう、橋渡しをしてくれれば、円滑に交渉が進められるはずです。

探偵事務所から得た調査報告書は有力な証拠になりますが、慰謝料請求訴訟・離婚訴訟に発展すれば、解決へさらに長い期間を要するはずです。

今後は弁護士と話し合いをして、忍耐強く問題解決を図る必要があるでしょう。

まとめ

今回は浮気調査を探偵事務所に依頼するメリット、信頼できる探偵事務所の選び方のポイント等も解説しました。

探偵事務所に依頼すれば調査経験豊かで、調査技術の高い調査スタッフの手で、浮気の確たる証拠が掴めるはずです。

しかし、調査対象者(パートナー)を心のどこかでまだ信じていた依頼者は、提示された真実に打ちひしがれる可能性もあります。

浮気調査は証拠を掴むのが最大の目的です。それに加え傷ついた心のケア、今後の対応を一緒に考えてくれるカウンセリングが充実しているかも、探偵事務所選びの際に重視したいものです。

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