探偵の費用相場を解説｜安く契約する方法も紹介

探偵への依頼を考えた時に、一番気になるのは費用ではないでしょうか。
そこで、今回は探偵の費用相場について私達がリサーチした内容を元に詳しく解説していきます。

探偵への依頼を検討中の方やなるべく安い費用で探偵に依頼したいと考えている方は参考にしてみてください。

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探偵に依頼できる調査項目は？

探偵の費用についてお話する前に、まずは探偵がどんな調査を行っているのか簡単にご紹介していきたいと思います。
探偵が対応している調査項目は多数ありますが、主な調査は以下の6つです。

これらの他にも、スマホに仕込まれたアプリ発見や、いなくなったペット探し、いじめ調査など、探偵社によって様々なメニューがあり、費用も異なります。
今回は上記の5つの調査内容をご紹介していきます。

（1）浮気調査

「浮気調査」は、探偵社への依頼でもっとも人気の高いメニューのひとつ。
その名のとおり、恋人、パートナー、配偶者が浮気をしているかを調査します。

調査内容は、浮気の有無を確認する、浮気相手を特定する、浮気相手との決定的瞬間を画像や動画に収めるなど、相談者の希望を聞いた上で決めます。

いずれの場合でも、探偵社では調査が終了した後は「調査報告書」を作成してくれます。

ちなみに、探偵の報告書は、鮮明な画像かつ、肉体関係があることを指し示す画像や動画が含まれる場合は、法廷でも使える法的証拠です。

慰謝料や養育費などの話し合いを、より良い条件で進めることが可能になるため、浮気調査では多くの相談者が、詳細な調査報告書を希望します。

（2）素行調査・身辺調査

「素行調査」は人物調査、身辺調査という名前で提供している探偵社もあります。

様々な機会で利用される、浮気調査と並び人気のメニューと言えるでしょう。

素行調査の多くは、結婚を考えている相手についての婚前調査、子どもの交際相手に関する調査、社員を採用する際の調査、子どもの交友関係の調査などです。

調査の経過や結果によって、希望すればそのまま浮気調査をしてもらうことも可能です。

（3）人探し

「人探し」は、行方調査と呼ばれることもあり、浮気調査や素行調査に次いで人気の高い探偵社のメニューのひとつです。

居場所がわからない相手や、急に連絡が取れなくなった相手の現在の居住地を特定してくれるため、家出した家族の調査を依頼する相談者も。

近年は、初恋の人や、幼馴染、恩師に再会するために利用する人も増えています。

ただし、DVやストーカー行為が疑われる場合は、依頼を断る探偵や探偵社も存在するため、依頼の際は目的をはっきり伝えることが大切です。

（4）盗聴器発見

「盗聴器発見」は、家に盗聴器が取り付けられていないか調査し、相談者の希望に基づき除去します。

近年は、ネットで気軽に盗聴器を入手できる上、手口も巧妙になっています。

しかし、自力で盗聴器を発見し、除去するのは難しいため、探偵社に相談する人が急増中です。

また、所持しているスマホに追跡アプリや盗聴アプリがダウンロードされていないか調査を依頼する人も増えています。

（5）社内の不正調査

「社内の不正調査」もまた、近年依頼する人が増えている探偵のメニューのひとつで、企業のリスクマネジメントとしても注目されています。

調査内容は、不正行為をしていると思われる社員の素行調査をしたり、社内のデバイスをチェックしたりと方様々で費用も異なります。

また、社内だけでなく取引相手や、取引を検討中の企業の信用調査を依頼するケースも増えています。

ただし、探偵によっては法人クライアントに対応していないこともあるため、事前に確認することが大切です。

探偵の費用相場を調査内容ごとに解説

探偵の対応するメニューについては十分ご理解いただけたはずです。

ここでは、探偵に依頼した際の費用相場について詳しくご紹介していきます。

（1）浮気調査の費用

浮気調査の費用相場は、10万円程度～100万円程度と非常に幅があります。
なぜ、ここまで金額に差があるかと言うと、探偵社によって料金システムが異なる上、調査期間が長くなればなるほど高額になるためです。
一般的には、調査は最低2名で行われることが多く、費用は1時間あたり2万円前後が相場です。

これに加えて、車両料金や飲食店に入る場合は必要最低限の飲食代なども加算されます。

その結果、調査が1日で済めば費用は10万円以下に納まることもありますが、逆に調査が数日に及べば高額になるため、費用が100万円に達する可能性もあるわけです。

また、費用は「どこまで調査してもらうのか」でも変動します。

配偶者が浮気をしている事実だけをつきとめれば良いのか、決定的瞬間の写真も欲しいのか、法廷で使える証拠を入手したいのか、それによって調査の内容と所要時間は変わるからです。

（2）素行調査の費用

素行調査の費用は、調査期間によって大きく変わります。

相場は、1時間あたり1.5～2万円前後が多く、浮気調査同様、車両料金などが加算されることが多いでしょう。
そのため、1日(6時間)だけの素行調査であれば、10万円程度から依頼することも可能です。

また、調査の過程で、対象者の不貞が明らかになった場合は、相談者に連絡した上で、継続して浮気調査を行うこともあります。

（3）人探しの費用

人探しの費用は「1時間あたりの調査費＋経費＋交通費」で算出されることが多く、相場は20万円程度となっています。

1時間あたりの調査費は、1.5〜2万円程度です。

相談者が提供する情報が多い場合や、ある程度居住地域が限定される場合など、調査がスムーズに進めば、相場の20万以下で済む可能性も考えられます。

（4）盗聴器発見の費用

盗聴器発見の費用相場はワンルーム(20平方メートル)程度の部屋で、3万円〜7万円程度となっています。

部屋数が多ければ、その分料金も高額になりますし、盗聴器発見のために使う機材によっても料金は変動します。

スマホに盗聴アプリや追跡アプリなどの不審なアプリがインストールされていないかを調べる、スクリーニング調査の費用相場は5,000円～となっています。

（5）社内の不正調査の費用

社内の不正調査の費用相場は、調査内容・手段によって大きく異なります。

不正調査と一言で言っても、「行動に関する調査」「デジタルフォレンジック調査」「潜入などの調査」など様々です。

行動に関する調査は、1時間あたり1.5万円〜2万円前後が相場ですが、調査料金に加え、車両費なども加算されます。
1日4時間の調査を3日行えば20万〜30万円となります。

デジタルフォレンジック調査は、PCなどの電子機器に残る記録の調査や分析の総称で、費用相場は5万円〜です。
しかし、デバイスの数や、調査時間によっては100万円に達することも。

潜入などの調査は、費用相場は公開していない探偵が多数ですが、最低でも1時間あたり1.5〜2万円の調査費がかかることは予想されます。
また、潜入調査は期間が長期に及ぶことが多いため、高額になる傾向があります。

デジタル系の調査は、探偵によって得手・不得手が分かれる分野のひとつです。

探偵の費用を安くする方法

探偵の費用を見て「少し高い」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか？

しかし、探偵の費用はこれからご紹介する工夫で相場より安くすることが可能です。
ここでは、浮気調査を例に安くする方法について紹介していきます。

少しでも安い費用で探偵に依頼したい方はぜひ参考にしてくださいね。

（1）できるだけ多くの情報を提供する

探偵に依頼する時は、できるだけ多くの情報を提供することが大切です。
どの調査においても、多くの証拠があれば証拠がゼロの状態から探偵が調査するよりも調査時間が短縮されるためです。

配偶者の浮気調査の例をあげてみましょう。

これらは、すべて調査期間を短縮させるための材料になります。
写真は全体が写っているものと、顔写真のアップを用意しましょう。
行動パターンは、通勤に利用する電車やバスのルートなども、貴重な情報です。

とにかく、配偶者、および浮気相手に関する事は、どんなささいな情報でもよいので、まとめておくとよいですよ。

（2）調査依頼は期間を指定する

調査を依頼する時は、ピンポイントで期間を指定するのが効率的です。

浮気の場合は配偶者の様子を観察し、帰宅が遅い日に規則性がないか考えてみましょう。
浮気をする人の多くは、浮気相手との時間を確保するために、ジムやサークル活動、残業、出張などを理由にします。

一部の業者を除いては、就業時間内に浮気相手と密会するのは難しいはずです。
「明日は接待で遅くなる」などと言われたら、そのタイミングで探偵に依頼するのもおすすめです。

配偶者が警戒していて、なかなか動きがない場合は「実家の用事」などを理由に、配偶者に自由な時間を与え、その日に依頼してもよいでしょう。
探偵の中には1週間プランなどを進めてくることもありますが、1日4時間の調査だとしても、料金は50万円を超えてしまいます。

しかも、いつ動きがあるかわからないのに、むやみやたらと尾行調査や張り込み調査をするのは非効率的です。

予算が少ない方こそピンで依頼しましょう。

（3）予算を提示する

多くの探偵は、予算を提示するとフレキシブルに対応してくれます。
パック料金コース（人件費等まるまるパックで何時間でいくらというプラン）をすすめてくる探偵もいますが、予算を伝えればその範囲で調査してくれる場合もあります。
予算を提示する際は、車両費や飲食費などの雑費も想定して「これくらいまでなら払える」としっかり伝えるのがポイントです。

優良な探偵社であれば、相談者の予算を超える調査を独断で行うことはありません。
ただし、一部の悪質な探偵は、格安を謳っておきながら高額請求をすることがあるため、注意が必要です。

悪質業者の特徴としては、以下のようなものが該当します。

もちろん、上記に当てはまる探偵がすべて悪質とは言えませんが、安心して依頼し、費用を安く抑えるためにも、これらの特徴が見られる探偵は避けることをおすすめします。

（4）複数の探偵に費用の見積もりを依頼する

探偵に依頼する時は、複数の探偵社に見積もりを依頼しましょう。
同じ調査内容であっても、探偵社によって金額は様々。見積もりを比較すれば、一番安く依頼できる探偵が一目瞭然です。

また、他社の見積もりを提示して値引き交渉をすることもできる可能性があるので、気になる探偵には積極的に見積もりを依頼しましょう。
多くの探偵事務所は見積もりが無料で、契約しない場合でも料金を請求されることはないので、安心してくださいね。

ただし、一部の探偵は見積もり作成に費用が発生したり、依頼しない場合でも手数料が発生することがあるので、事前にしっかり確認しましょう。

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まとめ

今回は探偵の費用相場を解説しました。

探偵の費用は調査メニューや調査期間、そして探偵社によって大きく異なります。
少しでも費用をおさえたい方は、気になる探偵社に見積もりを依頼することから始めることをおすすめします。
多くの探偵社は、相談・見積もりは無料です。

探偵社では、経験豊富な相談員やカウンセラーが相談にあたり、相談者が希望すると見積もりを作成してくれます。
一人で悩みを抱えている方は、誰かに相談するだけで気持ちが楽になるはずです。

少しだけ勇気を出して、一歩前に進んでみませんか。